無償のRAW現像ソフトFUJIFILM RAW FILE CONVERTER EX3.0はゴミ取り機能を搭載しています。

FUJIFILMのXシリーズ専用のRAW現像ソフト「FUJIFILM RAW FILE CONVERTER」の最新版(2018年12月現在)ではイメージセンサーに付着して画像に写りこんでしまったゴミを取る機能が新機能として搭載されています。このソフトウェアは「RAW現像ソフト」とは言いながらも実はJPEGも同じ手順で編集できるので、ゴミにお困りのFUJIFULM Xシリーズのユーザーの方はぜひお試しください。

FUJIFILM RAW FILE CONVERTER EX3.0はFUJIFILMのWEBサイトから無償でダウンロードすることができます。

 

最近のイメージセンサーはコーティングが良くなったので、確率は低くなったとは言えある程度の確率でゴミが付着してしまう場合があります。付着したゴミはサービスセンターなどでセンサークリーニングをしてもらえば良いのですが、それまでに撮影してしまった画像のゴミ取り機能をご紹介します。

 

  1. 右側のコントロールパネルから「スポッティングツール」のアイコンをクリックします。
  2. 画面にガイド枠が表示されますので真ん中の□をマウスでドラックしてゴミのある位置に移動させます。
  3. スポッティングツールのアイコンから「コピー」アイコンをクリックするとウィンドウ内のマウスカーソルが◎と〇になります。◎はコピー元、〇はコピー先を示します。
  4. Ctrlキーを押しながらマウスを動かすと◎と〇の位置を調整することができます。コピー元が決まったらクリックするとその部分の絵柄が貼り付いてゴミを消去できます。

 

ゴミが消えました。

ゴミ取りが終わったら「1コマ現像」アイコンをクリックし、「現像ボタン」を押します。

FUJIFILM RAW FILE CONVERTERで「現像」とは「名前を付けて別名で保存」と同じ意味です。

ゴミ取りだけのためにフォトレタッチソフトを購入するのも勿体無いので無償の「FUJIFILM RAW FILE CONVERTER EX3.0」を試してみてください。