ベルボン Ultrekにアルカスイスプレートを。アルカスイス互換のパンニングクランプ

Velbonのウルトレックシリーズと言うとても短くなる三脚があります。

いつでも使えるように車の中に積みっぱなしにしています。

安定感よりは携帯性をやや優先させたモデルではあると思うのですが、ミラーレスカメラですとミラーショックも無いので風が強くなければ比較的長いレンズでもブレずに使えるようになりました。

三脚に付属している自由雲台も、付いてくる物の割には良くできていてこの三脚とバランスが合っているのではないかと思います。

ただ、以前の記事でも書いた通り、長いレンズや高倍率ズームレンズなんかを使ってカメラの角度を変えるとカメラの重心が三脚の中心から外れているのでかなり不安定になり、ブレの原因にもなります。

通常は「ロングプレート」を使って重心を調整するのですが、ベルボンのクイックシューはベルボン独自の物なのでアルカスイス互換のアクセサリーは付きません。

そこでこのようなアルカスイス互換のクランプを付けて対応してみたいと思います。

パンニングクランプです。Amazonなどで「パンニングクランプ」と検索すれば色々出てくると思います。高価なものから安いものまでたくさんありますが、今回は2,000円程度のものを購入しました。

これをベルボンのクイックシューに付けてみます。

 

まずは六角レンチでネジを外しクランプの底面に付いているプレートを外します。

平らになりました。この真ん中のネジにベルボンのクイックシューを付けます。

すると少し上に盛られた感はありますが、こうなります。

 

ロングプレートを付けてバランスを取ります。高倍率ズームレンズの場合にはレンズが伸び縮みするので、前後荷重のバランスはだいたいで良いと思います。

 

 

見た目で前後の重量バランスが違うのがわかりますね。

そしてパンニングクランプにしたので、クランプ部分でもパンニングできるようになりました。