アルカスイス互換のロングプレート

最近は「アルカスイス互換」と呼ばれるクイックリリースの雲台を使う場合が増えています。その理由は、汎用の規格なので状況に応じて色々なアクセサリーが各社から出ていることがあります。

その中でも「ロングプレート」と呼ばれるクイックリリースプレートを使う頻度が多くなってきています。

上の画像の長いほうがロングプレートです。

通常のプレート

仕事でも作品撮りでも好きでよく使うレンズに「EF 100mm f2.8 macro」があります。少し長いレンズなのですが、望遠レンズと違って三脚座が付いていないので普通に雲台に乗せるとかなり前側に重心がかかります。

そのまま角度を変えるとかなり不安定になってしまいブレの原因にもなりますし、何よりも前が重くてフレーミングしにくい状態になってしまいます。

 

ロングプレート(150mm)を使用

そこでロングプレートを使ってボディを後ろに引く事で重心を三脚のセンターに持ってきます。

アルカスイスプレートはクランプ部分がレールのようになっているためこのように位置の調整が簡単です。

そのままカメラを動かしても重心が中心にあるためぶれにくく、しかも回転半径も小さくなるため、微妙な取り回しも楽になります。

三脚座の付いていない望遠レンズや高倍率ズーム、または重いレンズを使う場合にはロングプレートでバランスを取ってみるのをお勧めします。

ブレは画質にかなり影響しますので、どのように防ぐか工夫が必要です。