胎内星まつりとLeofoto

 

2018年08月24日と25日に、新潟県の胎内市で開催された「胎内星まつり」に行ってきました。上の写真はその帰りに寄った「弥彦神社」です。想像より大きな神社で当日は大相撲が巡業に来ていたこともあり、にぎわっていました。

 

胎内星まつりには「Leofoto(レオフォト)」と言う三脚を販売している「ワイドトレード」様と言う会社のお手伝いで参加しました。当日は雲が多くあいにく星はそんなに見えませんでしたが、きれいな夕焼けが見えました。新潟はスキー場などで水上位までは行ったことがあったのですが、日本海側まで出るのは初めてでした。三脚をたくさん積んだハイエースを運転して行ったのですが、関越トンネルから先、新潟県に入ってからが思ったよりも長かったです。

この日はまさに胎内市で気温が40℃を超えてニュースになるなどとても暑い一日でしたので、夜になっても飲んでも飲んでも(ビールを)汗びっしょり。そんな状況で三脚をご紹介していました。しかし、のどかでとても良いところでしたので、またプライベートでも行ってみたいと思います。

 

Leofotoの三脚

最近デジカメWatchなどでも取り上げられて話題になっているLeofoto」と言う三脚をご存知でしょうか?実はここの仕事のお手伝いをしています。とても良い製品ですので今日は簡単にご紹介できればと思います。

Leofotoは中国の新興メーカーです。今までの中国製品のイメージは大量生産で品質よりも安さ優先のイメージの方も多いのではないでしょうか?実際に私もそう感じていました。

ところが最近は品質を重視したメーカーも出てきています。Leofotoもそのうちの一つです。

最近少し話題になったこんな三脚も作ってます。

 

Leofotoのクオリティ

自分が特に気に入っている点をいくつか簡単にご紹介します。

 

7075鍛造アルミニウムブロックからのCNC切削

大量生産の多くの三脚は溶かしたアルミニウムを型に流し込み、鋳造で雲台のボールや本体を作っていきます。しかし鋳造は大量生産できるもののアルミニウムの密度が低くなり、また型を使用するため一つ一つの精度もそんなに高くはできません。

Leofotoの雲台は航空機にも使用される7075鍛造アルミニウムブロックからCNC切削により一つ一つ削り出しで製造されています。これは大量生産できないものの、強度、精度共に高く、重い機材でも軽いトルクでピッタリと止まってくれます。Leofotoの自由雲台のボールヘッドは精度だけでロック&リリースしてするのでグリスが付いていません。これは汚れにも強いだけではなく、水場での撮影や寒冷地でも良いのではないでしょうか?

 

東レ製10層レイヤーカーボンパイプ

 

Leofotoは中国のメーカーですが、部材の調達は世界中の良いものを探して製造しています。三脚の脚部分のカーボンパイプには日本でもおなじみの東レ(TORAY)製のカーボンファイバークロスを10層重ねたものを使用しています。異なるカーボンの繊維の向きを重ねることであらゆる方向のネジレに強くなり、振動の吸収も早くなります。軽さと強度のバランスがとても良いのが気に入っています。

 

金属パーツにもこだわりが

 

Leofotoは本体だけではなく、ノブやスクリューなどのパーツも金属の削り出しで作られています。プラスチックや樹脂などに比べ割れにくいだけではなく、エッジの処理も滑らかなので操作したときのフィーリングもとても良いです。

後日もっと詳しくご紹介します。