写真にそんなに興味が無い方には馴染みが無いとは思いますがCP+(シーピープラス)と言うイベントが毎年この時期に開催されます。今年も例年通りパシフィコ横浜で3月1日~4日までとなります。
各カメラメーカー様や関連する機材の会社様などが多数出展しますので、ぜひご来場いただければと思います。CP+はWEBからの事前登録で入場料が無料となります。
私もいくつかのメーカー様でセミナー等行わせていただきます。日頃よりお世話になっているメーカー様、ユーザーの皆様にご恩返しできる機会ですので楽しく頑張りたいと思います。
展示/プレゼン主体のイベントから参加/体験型へ
メーカーがステージ上段から新製品のプレゼンテーションや写真家のトークショーを行うスタイルが主流だったのですが、ここ何年かタッチ&トライやワークショップ、撮影イベントなどお客様が参加できるようなコンテンツが増えて来ています。この辺りで各社のお客様に対する接し方や意識の違いも見えてくるのではないかと思います。
最近では機材メーカーを乗り換えるお客様が増えてきています。
乗り換えられてしまったメーカーはお客様を取り戻さなければならなくなってきていると思うのですが、これは新規のお客様にPRするよりも難しいことです。
圧倒的な差が無ければ最終的には製品力だけでなくお客様対応を含めた総合力になってきますのでこのようなイベントでどのような提案やコミュニケーションができるのかが見所だと思います。
敵の敵は味方からの脱却
敵の敵は味方と言うマーケティング手法があります。ライバル同士であっても共通の敵が居たならば協力関係を築けるということです。
ここ数年は「スマートフォン」と言う共通の敵が居たので業界全体として対スマホを意識してのPRや製品作りをしていたと思います。コンパクトデジカメの縮小などでスマホとの住み分けもある程度進んでくると共通の敵が居なくなるわけですから業界内での競争になってきます。
ブランディングを含めメーカー同士で魅力的な差別化が図れるのかも見所です。
個人的にはあまり寡占化が進むとつまらなくなるので、かつて「Canon 対 Nikon」2強と言われたように「一眼レフ 対 ミラーレス」などのような対立構図が業界内にあるのは色々な意味で良いことだと思います。
海外のアクセサリー
カメラ本体は日本製が世界的に有名ですが、アクセサリー類に関しては世界各国から様々なものが発売されています。
海外製と言うと今はアジアが中心で安い模倣品のイメージもありますが、それだけでなく撮影の現場に合わせたアイデア商品などオリジナリティの高いものも多数あります。
これは恐らく写真制作などのコンテンツメーカーやプロダクションなどフォトビジネスは海外の方が先進的でニーズが高いからなのではないかと思います。
そんな海外製アクセサリー類も出品されると思います。