色温度5000K付近の難しさ

 

子ども達は春休みですが、まだどこにも遊びに連れて行っていなく、暇そうにしていたので近くの公園へ連れて行きました。

 

 

時刻は16:30位です。だいぶ日が延びましたのでまだかなり明るいです。

 

 

夕方になるにつれて徐所に太陽が赤く色づき始めてきます。デジカメやRAW現像にはホワイトバランスの調整機能が付いているので、その色味をどの位残すのか、または見た目に近い色合いにするのかなどなど難しいのですが楽しみでもあります。上の2枚の写真はホワイトバランスの色温度を暖色系にして午後の日差しの雰囲気を残してあります。スナップ写真などはその場の雰囲気がわかった方がストレートで良い場合が多いですね。

 

公園に咲いていた桜も撮りました。風景を絡めると色を決めるのに結構悩みます。特に色温度が500K(ケルビン)付近では、少しの差で色合いが大きく変わってしまいます。

これは、太陽光では5000K付近のどこかを境にして「寒色系←→暖色系」が切り替わってしまうのもあるかと思います。

以下は自分のイメージする色調に色温度を設定したものです。

日差しの温かみを残すように且つ、色が濁らないように気をつけながら暖色系へ調整しました。結果は色温度5100Kでした。

 

 

色温度を500K高く設定し、5600Kにすると少し赤味が強くなりました。桜が主題だと少し赤味が強く感じるかも知れません。

 

 

5100Kから色温度を400K下げると逆に青っぽい色調になってしまいました。朝っぽい感じだったら良いのかも知れませんが、仮に組み写真を作るとした場合、一番上の子どもたちの写真と並べると違和感がありますね。

 

 

このように色温度5000K付近では色温度の値を少し動かすだけでかなり色合いが変わって見えてしまいますので微調整が必要です。

微調整をしやすくするには、SILKYPIXユーザーズガイド50ページにある、マウスホイールを使うと良いと思いますのでぜひお試しください!

 

RAW現像ソフト SILKYPIX Developer Studio Pro8 / 8 ユーザーズガイド USER’S GUIDE