FUJIFILM Xシリーズの新しいフラッグシップモデル「X-H1」の新製品発表会に行ってきました。
X-H1の「H」は「High Performance」のHで、プロ向け、映像向けに振った機種という事で実機を試用させていただきました。
「プロ向け」と呼ばれる機種は各社色々な方向性で出していますが、自分が考えるに「プロ用=業務用」です。
そのような意味で言うとこのX-H1はX-T2の信頼性を、業務にも耐えられるようさらに高めつつまっとうに進化させた機種だと思いました。
ミラーレス=小さいと言うイメージがあります。小さく作れることは確かなのですが、それだけではないメリットも多数ある事は中判のGFXやハッセルブラッドなどの流れを見ると判るのではないかと思います。
仕事は車で現地まで行く場合が多いですし、他の機材の方が圧倒的に多い(多い時でワンボックス一杯)ためカメラ自体の大きさが多少大きくなり剛性が増すのであればその方が良い場合も多いです。
もし身軽に撮影したい場合にはX-T2もあるので、選択肢が広がると言う意味でも良いのではないかと思います。
検証した訳ではないのですが、恐らく色や操作性はX-T2と似ているため、ボディ内手振れ補正のあるX-H1をメイン、X-T2をサブカメラにして2台持ちで望遠系と広角系をそれぞれに付けて撮影するなどロケの現場などでも良いのではと思います。
ちなみに一番気に入ったのはシャッターボタンのフェザータッチのフィーリングです。
これは店頭などに並びましたらぜひ実際に試してみてください。
FUJIFILMのXシリーズですが・・・
- ズームリングやピントリングの滑らかなトルク感
- 絞りリングや各ダイヤルのノッチ感
- X-H1のフェザータッチレリーズ
などとても使っていて気持の良いカメラです。